• イベントチラシができるまでの制作過程

  • こんにちは、プチ美講師の久保田です。
    ここまでで、①発注者とのやりとり、②クライアントとのイメージのすり合わせと、レイアウト作成とご紹介してきました。

    ①「発注者とのやりとり」のポイントは、

    (1)発注者からの情報(素材)をできるだけいただくこと
    (2)発注者の目的をきちんと理解すること
    (3)発注者のイメージを可能な限り把握すること
    になります。

    ②「クライアントとのイメージのすり合わせと、レイアウト作成」のポイントは、

    (1)クライアントからいただいた情報(素材)を整理し、要素の塊を仕分けする
    (2)足りない情報(素材)を収集する、またクライアントに再オーダーする
    (3)情報(素材)の構成を考える
    (4)キービジュアルを検討し、作成する
    (5)テキスト素材とビジュアル素材を構成(レイアウト)する
    (6)レイアウト案を数案作成し、クライアントに検討を促す
    になります。

    ③ デザインの仕上げ
    チラシの作成も終盤になります。
    レイアウト案をクライアントに選定していただく、または修正意見をいただいたところで、
    いよいよ「レイアウト案」を「デザイン案」にブラッシュアップしていきます。
    レイアウトはあくまでも構成ラフ案なので、意図に向かって仕上げを行なっていく作業が、デザインをするということになります。

    デザインとは、クライアントとユーザーを適切にコミニュケーションさせることです。
    「デザイン=コミュニケーション・インターフェイス(接触面)」という意味で大変重要な任務を担うことになります。

    それでは、出来上がりを見てみましょう!
    このチラシで努力したところは、

    (1)なみきんぐ先生のイメージをキービジュアル化すること
    (2)画面全体にそのイメージ要素を過不足なく展開させるということ
    (3)キレイなだけの仕上がりを目指すのではなく、コミニュケーション・ツールとして機能させるために、意図するところに接触する人の目が行くように、テキスト情報の仕分けに強弱をつけること、またアクセントをつけること、テキストの色をこの意図に沿って配色すること

    です。

    プチ美スタッフもまだまだ修行の身でありますので、ご意見は多々あられると思いますが、そこは何卒ご容赦下さい。

    以上プチ美スタッフによる「イベントチラシができるまでの制作過程」でした。
    次回は「最初に悩むレイアウトの種類」を事例的にご紹介します。お楽しみに!