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プレ幼児親子クラス(2,3歳 未就園児対象)
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*保護者の方に補助していただきながら一緒に制作します。
第1、第3火曜(月2回) 10:00〜10:40 ◎
第1、第3木曜(月2回) 10:00〜10:40 ◎
空き状況・・[満席]満席 [あと◯席]残り席数 [◎]スムーズにお席のご案内が可能です
プレ幼児親子クラスとは
「プレ幼児親子クラス」は、子どもに寄り添い、小さな「できた!」を、美術を通じて体験して頂けるカリキュラムです。 身近な道具や材料を使い、手先の器用さや発育を促し興味をさそいます。 授業では、「どんな形かな?」「触るとどんな感じ?」など、問いかけをしながら進めます。 いろいろな色や形にふれ、心を解放し、子どもらしい表現を楽しめる時間を提供します。クラスの特徴
親子の対話を大切にしながら一緒に作ります。はさみの1回切り〜連続切り、でんぷんのりやシール工作、絵の具やクレヨンを用いた作品作りなど、 基本的な『きる』『はる』『かく(ぬる)』を、遊びや知育などを取り入れながら進めていきます。まだまだ成長段階の年齢の2〜3歳児。気分によって活動のペースや、興味の対象も異なります。上手い下手ではなく、生まれて初めて触れる素材や、道具に、まずは興味を持って頂き、親子でものづくりを楽しめる40分クラスです。 本講座の指導内容
(1)はさみで切る
おうちではさみを使うと、怪我をするかもしれないし、
まだ怖いと感じられる親御様もいらっしゃるのではないでしょうか 。 教室で親子ではさみを使った工作を一緒に作ってみましょう。
はさみを使った活動は、道具の特性から、「指先の発達」や「
社会性を身に付ける」のに役立ちます。 また集中力を育み、達成感を味わうことで、
子どもの心を満たすことができます。 「指先の発達」
切るという行為は主に手首から指先を使って行います。
指の使い方、手首のスナップ、
握り込む力の加減がつけれるようになれば、はさみを使って、 ものを切ることができます。 1回切りからはじめて、慣れてきたら、
連続切りや直線切りにも挑戦してみましょう。 「社会性を身に付ける」
はさみを仕舞う時はキャップを被せたり、
自分に刃が当たらないように置き方を工夫します。 また人に渡すときは刃を相手に向けないようにして渡します。
安全に道具を使うため、また他者を傷つけないために、
道具の使い方も学んでいきましょう。 道具を通して他者を意識することで、社会との関わり、
関心が生まれます。 (2)色で描く
年齢が小さければ、例えば絵の具のように準備が大変な画材はご家庭で使用する事を負 担に感じる親御様も多いの ではないでしょうか。絵の具ひとつとっても、使う道具や技法により、表現には多くのバリエーションがあります。 教室では、身体全体で描くことができるように、養生をして床で制作をすることもあります。 汚れる事を恐れず、大胆に表現する事により、「想像力」を豊かにし、「色彩感覚」を育てます。 「想像力」
空を何色で塗りますか。青色、赤色、橙色、灰色…正解はありません。例えば青で塗ったとします。晴れた空、夏の空、太陽が照りつける外国の空…空の色ひとつで季節、天候、 場所のいろいろな場面が想像ができ ると思いませんか。色で描く事を通じて教室で親子の会話を楽しみましょう。「色彩感覚」
絵の具を混色してみましょう。チューブから出した絵の具は、もちろんそのまま使うこともできますが、混ぜて使うことにより、 色を作ることができます。 絵の具が混ざり合う様子から、色と色の変化を学びます。“今度はどんな色になるのかな?”“どんな色を作ろうかな?”と制作を通してだんだんと自分の色を楽しめるようになります。 絵の具は混色が進むと、彩度が鈍くなり、色によっては暗く変化します。 “全部混ぜたら黒になったよ!”なんてこともあるでしょう。それも大きな発見です。 視覚に訴える実験のような体験は、幼児期のお子様にとって、貴重な経験となることでしょう。 (3)のりやシールで貼る
教室ではボトル入りのでんぷんのりを使用します。のりを指先で適量取って塗る作業には、「先を見通す力」 が必要です。 沢山の経験を通じて少しずつ養っていきましょう。また、シールのように目標物に貼る作業は「正確性」と「指先の発育」を促す良い機会となります。 「先を見通す力」
紙の面積に対する、のりの分量や、のりを塗る力の加減を、理屈で説明されて理解するのは難しいことです。 理屈で説明するより、目で見て、実際にやってみて、失敗してみたほうが習得が早いこともあります。 “こうするとこうなる”という経験が、先を見通す力になります。そのためには反復して実地経験を重ねることが大切です。教室でのりを使って沢山貼って、感覚を身につけましょう。「正確性」と「指先の発育」
“目”で目標物を追いながら、“指先”でシールを貼る作業は、手先がまだまだ発育途上の2〜 3歳児には大変難しく集中力のいる作業です。 “シールを剥がして、目標の場所を目指し、指先で貼る”この一連の動作を、遊び感覚で楽しく身につけましょう。教室で作った制作物は成長過程のお子様の大切な記録になります。本講座では絵画、造形作品を親子で一緒に作ります。授業では40分で1つの作品を完成させます。作品を一緒に作ることにより、言葉だけでなく、視覚や触覚など5感を使った会話が生まれます。成長の早い2~3歳という短い貴重な期間の大切な思い出を共有できることでしょう。
カリキュラム(2022年度)
【4月】第1 えのぐってどんなもの?〜フィンガーペイントで桜を表現しよう〜 第3 ねんどこねこね〜小麦ねんどでいろいろなものを型抜きしよう〜 【5月】第1 おててぺったん〜手形でカーネーションを作ろう〜第3 くだもの屋さんごっこ〜丸シールでくだものの種を貼ろう〜【6月】第1 わっかっか作っちゃお〜フェルトを使ってわっかを作ろう〜第3 7色の名前いえるかな?〜絵の具で虹を描こう〜【7月】第1 ゆらゆらゆれる七夕飾り〜風になびく七夕飾りをを作ろう〜第3 ひかりといろの不思議〜カラーセロハンでうちわを作ろう〜【8月】第1 キラキラサマーステンドグラス〜アルミ箔とラミネートフィルムでステンドグラスを表現しよう〜 第3 手先の運動1•2•3〜洗濯バサミを使って夏を表現しよう〜【9月】第1 わくわく見立て遊び〜ペーパー粘土でたこ焼き作りをしよう〜第3 やさしい混色〜パステルでお月様を表現しよう〜【10月】第1 ひかるバックを作ろう〜紙テープでハロウィンバック作り〜第3 なりきりごっこ〜フェルトで仮装して楽しもう〜【11月】第1 音の鳴るおもちゃ〜どんぐりとビニールチューブを使ったわっか作り〜 第3 オリジナルバック作り〜布描きクレヨンでバックに絵を描こう〜 【12月】第1 ペタペタトン!スタンプでクリスマスケーキを表現しよう第3 もうすぐお正月〜お花紙を使ってお正月飾りを作ろう〜【1月】第1 うさぎどしこんにちは〜干支のうさぎに餌をあげよう〜第3 おにたいじだいさくせん〜風船で作った鬼で節分遊びをしよう〜 【2月】第1 ゆらゆらゆれるスノードームを作ろう第3 エアパッキンやスポンジで食べ物を表現しよう【3月】第1 おもしろからだなぞり〜自分をトレースしよう〜第3 プニュプニュスライム〜スライムに色付けしオリジナルパレットを作ろう〜 ※お子様の進み具合によって内容を変更する場合がございます。
持ち物
・子ども用はさみ(はさみが初めてのお子様は補助バネや刃がガードされているものがおすすめです)・ボトル入りでんぷんのり・クレヨン・手拭きタオル※必ず汚れても良い服装でお越しください。お着替えがあればより安心してお楽しみいただけます。※安全に配慮いたしますが、お子さまが怪我や誤飲などされないよう、保護者の方も十分に注意して頂きますようお願いします。講師のご紹介
樋口準子/文化女子大学(現:文化学園大学)服装学部服装造形学科卒業資格: 学芸員衣料管理士ファッション色彩能力検定ファッションビジネス能力検定卒業後、アパレルメーカーに子供服デザイナーとして入社。10年ほど実務経験を積み、出産を機に退社。佐藤 季/愛知県立芸術大学 美術研究科 博士前期課程 日本画 修了
資格:高等学校美術教諭一種免許 中学校美術教諭一種免許取得
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