-
ブログ
-
-
2017.12.9
-
桐蔭学園アフタースクール ・定期プログラム「アート」小学生クラス
-
毎週金曜日に講座を担当させて頂いている、桐蔭学園アフタースクール ・定期プログラム「アート」小学生クラスでは、本日「そっくりお菓子の家1」を制作しました。
ヘンゼルとグレーテルのお話に出てくるお菓子の家のお話をした後で、ベースとなるお家をお皿の上に建てました。
搭、モダン建築の家、テントの家、ラーメン屋さんなど、みなさんそれぞれの発想豊かな家が建ちました。
そのままでもとっても素敵なお家ですが、来週はできたお家にそっくりお菓子を作ってデコレーションしていきます。どんな作品が出来上がるかな?
-
-
-
2017.12.9
-
「チラシ・ポスターのデザインを学ぶワークショップ」の講座風景
-
昨日開催したされた「チラシ・ポスターのデザインを学ぶ
ワークショップ」の講座風景です。
ご参加頂いたみなさま、空間をお貸しいただいたvinovivo様、誠にありがとうございました。 初めてのデザインワークショップでしたので、デザインの考え方という講座を開催させていただきましたが、「実際にソフトを使用したチラシのつくり方が知りたい」、「パワポを使ったプレゼン資料のコツを学びたい」などのご意見もいただいており、そのニーズにお応えできればと、今後は実践を踏まえてフォトショップ、イラストレーターを使用したワークショップなども検討しています。我々も模索しながら、よりニーズにあったワークショップ講座を開催していけたらと考えております。デザイン講座、またはデザイン講座以外のワークショップテーマなどもリクエストやご意見がございましたら、何なりとプチ美へお寄せください。
-
-
-
2017.12.2
-
《講師によるチラシ作例のご紹介と解説4》
-
チラシはイベントによってそれを目にするユーザーが変わり、デザインも変わります。講師:清野陽平によるイベントチラシの例を幾つかご紹介いたします。【Champagne Night Vol.3】こちらはワインバーでのイベントのデザインになりまして、単純なチラシというよりは「広告」として要素が強い例です。文字情報がかなり小さいのですが、「シャンパンを飲みたくなるヴィジュアルを第一に!」とのご要望があるしました。既に三回目で、定番化しているイベントなのでロゴを統一していれば前回の続きだと分かると考えました。イベントのイメージを大きく打ち出す必要があると考えたので、大きなサイズのポスターでも共通で使えるデザインになるように、画面のほとんどが写真の要素で占められています。こういった華やかなイベントではいかに魅力を伝えるかが大事ですので、中央のイメージは少し大げさに複数の写真を合成して制作しています。<チラシ・ポスター制作のデザインを学ぶワークショップ>日時:12月3日(日)①14:00~16:00 ②17:00~19:00場所:book cafe & wine bar VINO VIVO定員:20人参加費:¥2,000 お茶&お菓子付き<申し込みの方法>①petitbi.atelier@gmail.comへ「チラシデザインを学ぶワークショップ」への参加希望の旨と希望時間、参加人数をお知らせください。②facebook イベントページの参加ボタンでお知らせください。コメント欄に希望時間帯をご記入ください。[主催]絵画教室「プチ美」〒225-0024横浜市青葉区市ヶ尾町1053-7サンライズ401
-
-
-
2017.12.1
-
《講師によるチラシ作例のご紹介と解説3》
-
チラシはイベントによってそれを目にするユーザーが変わり、デザインも変わります。講師:清野陽平によるイベントチラシの例を幾つかご紹介いたします。
【style select shop まほろ 春の決算在庫セール】
こちらは和食器のお店のセール用のチラシのデザインです。 小売店の広告の目的はお客さんにどういう商品があるのかをわかっていただいて購買への可能性を上げることをが一番重要です。
ですので、音楽イベントのときとは異なり、なるべく大きくそしてたくさんの商品を載せれる様にブロック式の構図にしております。
写真の大きさを統一することで、全体をスッキリ見せれる様にし、その中でも大きなサイズを何点か加えることで、「推し商品」を強調できるのと同時に、単調にならないよう工夫しております。
真ん中より少し上にタイトルを持ってくるようにし、視覚的な中心として情報を汲み取りやすくまとめております。
文字情報は「セールであること」、「期間」、「お店の名前」がポイントで、お店のイメージを伝えることを優先し詳細情報は裏面に記しております。
背景に散らした画像はちょうど桜の開花する春の時期でしたので、日本の季節感をほのかにブレンドしました。<チラシ・ポスター制作のデザインを学ぶワークショップ>
日時:12月3日(日)①14:00~16:00 ②17:00~19:00
場所:book cafe & wine bar VINO VIVO
定員:20人
参加費:¥2,000 お茶&お菓子付き<申し込みの方法>
①petitbi.atelier@gmail.comへ「チラシデザインを学ぶワークショップ」への参加希望の旨と希望時間、参加人数をお知らせください。
②facebook イベントページの参加ボタンでお知らせください。コメント欄に希望時間帯をご記入ください。
[主催]
絵画教室「プチ美」
〒225-0024
横浜市青葉区市ヶ尾町1053-7サンライズ401
-
-
-
2017.11.30
-
《講師によるチラシ作例のご紹介と解説2》
-
チラシはイベントによってそれを目にするユーザーが変わり、デザインも変わります。講師:清野陽平によるイベントチラシの例を幾つかご紹介いたします。
【NEW DIVE Vol.2】
こちらは前回のフライヤー制作を踏まえ、2回目の開催として、新しく出てきたクライアントの要望を反映したものです。
前回と比べると全体的に文字のサイズや全体に占める要素が増えていると思います。
これは前回のものですと『紙媒体』での使用では問題ないようでしたが、Webやスマートフォンでの閲覧の際などに、
フライヤーと同デザインのままでも可読性を高くしたいと思いました。
また今回はゲストやNEW YEARのスペシャルな要素が入っているので、前回よりも情報の階層が増え、
観る側にさらにわかりやすくする必要がありましたので、全体的にも文字を重視しています。
その分、イベントのイメージをより強く想起てきるよう、背景のアートワークは文字を邪魔しないレベルで少し凝ったグラフィックになっています。
具体的なモチーフは前回のイベントでダイブした先の次の世界を表現しています。<チラシ・ポスター制作のデザインを学ぶワークショップ>
日時:12月3日(日)①14:00~16:00 ②17:00~19:00
場所:book cafe & wine bar VINO VIVO
定員:20人
参加費:¥2,000 お茶&お菓子付き<申し込みの方法>
①petitbi.atelier@gmail.comへ「チラシデザインを学ぶワークショップ」への参加希望の旨と希望時間、参加人数をお知らせください。②facebook イベントページの参加ボタンでお知らせください。コメント欄に希望時間帯をご記入ください。
[主催]
絵画教室「プチ美」
〒225-0024
横浜市青葉区市ヶ尾町1053-7サンライズ401
-
-
-
2017.11.30
-
《講師によるチラシ作例のご紹介と解説1》
-
チラシはイベントによってそれを目にするユーザーが変わり、デザインも変わります。講師:清野陽平によるイベントチラシの例を幾つかご紹介いたします。
【NEW DIVE Vol.1】
こちらは新しく始まる音楽イベントのフライヤーです。
今回は新規のイベントなので、「印象的なビジュアルを」との要望をいただいておりましたので、
イベント名の『NEW DIVE』から連想したグラフィックをメインに構成しています。
イベントのフライヤーですので、日時・場所・メインアクターの情報を大きく出しましたが、
クラブミュージックというジャンルのためビジュアルのアートワークとしての要素も強くだしました。
-
-
-
2017.11.29
-
「最初に悩むレイアウトの種類 3(標準的なレイアウトスタイルの考え方)
-
チラシ作成の場合、レイアウトとは紙面上に必要な情報(素材)要素を構成、配置することです。
情報(素材)の収集と仕分けが終わったら、紙面上に要素を構成、配置していきます。
それらの要素には、ユーザーの認知のナビゲーションを考え、
強弱をつくなくてはならないこともお伝えしました。でも、実際真っ白な紙面を前にして、最初に決める構成、配置には思案するものです。
そこでここでは、もう一つ近道をご紹介します。レイアウトには使い勝手のいい型のパターンがあります。
実際のチラシの情報は様々で、これをそのまま使えるわけではありませんが、
構成と配置の最初のアイデアに利用することができます。ご紹介する画像は、その基準になるパターンとも言えるものたちです。
紫の部分に「テキスト要素」または「ビジュアル要素」が構成、配置されると読み取って下さい。
白の部分は余白です。
情報の大事な要素を置く場所に対して、この余白の置き方が「デザイン」を左右することになります。レイアウトとは、要素の構成、配置ですが、
テーマと全体を考えながら「要素」と「余白」の関係も考えて、必要なことを行っていく作業が、
「レイアウト」から、次に「デザイン」という領域で考えていくことになります。紫と白の比率を変えることで、パターンは無数に増えますが、基本的には、これらの型で置き換えられます。
12月3日のワークショップではこの辺りもさらに掘り下げてお伝えしていきますので、
是非もっと知りたい方はお気軽にワークショップにご参加下さい!
-
-
-
2017.11.26
-
「最初に悩むレイアウトの種類 2(テキストの配置と構成と強弱)」
-
こんにちは、プチ美講師の久保田です。
前回の「最初に悩むレイアウトの種類1(素材要素の仕分け)」では①テキスト素材の要素の仕分け、②ビジュアル素材要素の仕分け
についてご説明いたしました。
今回は、「テキスト素材の配置と構成と強弱」についてお話しいたします。一般的に①テキスト素材の要素カテゴリーの仕分けは以下
(1)タイトル:見出し、コンテンツの中身を一言で表すテキスト(文)のこと
(2)サブコピー:タイトルを支える短い説明文
(3)キャッチコピー:テキスト素材の中でもメインとなるテキストで、見た人の心を最初につかむためのテキストのこと。
(4)リードコピー:キャッチコピーとボディーコピーの橋渡しをするテキストのこと。
(5)ボディコピー:商品やサービスの詳細を紹介するテキストのこと。「本文」「本文コピー」と呼ばれることもあります。
(6)数字情報(スペックデータ):日時や場所等の情報素材のこと。
(7) 注コピー:注目させたいテキスト情報
(8)クレジット:主催者情報、出典情報等
です。もしも上記のテキスト素材が全て全体に同じ大きさ並んでいたら、そのチラシを目にしたユーザーはどのように感じるでしょうか。
おそらく、この情報が自分にとって有用なのか即座に「ピン!」とくることが難しいでしょう。そこで素材要素に優先順位をつけて、「クライアントが告知したい情報」と「接触するユーザー」への情報の入り方をコントロールします。
大雑把には、優先させたいものを大きく扱い、その他の要素を弱めていき強弱をつけるのですが、
ここが悩みどころ、
クライアントにとって、情報(素材)は、すべて大事な告知情報です。そこで活かすのは、人間の視線行動に準拠したレイアウトの法則。
人間は、基本が横書きの情報は、左上あたりから視線を動かせていく。
基本が縦書きの情報は、右上あたりから視線を動かせてゆく、という視線行動原理があります。
この原理と、
大きいものから視線は捉える、という2つの行動原理を組み合わせたものが
経験的に標準化されたレイアウトの法則といえます。上記のテキストカテゴリー(1)〜(8)の順番は、テキストの配置と構成と強弱の整理を予定して仕分けされたものです。
基本的に、まず、この仕分けがレイアウト前の「したごしらえ」ということになりますが、
実は、このカテゴリー仕分けが出来てしまえば、レイアウトに置き換えるための予定も組まれることになります。
しかしイベント等の場合、日時、(お得感を演出する場合は)金額が大変重要な要素になりますので、(6)、(7)は優先情報になります。なみきんぐ先生のチラシの場合、告知情報と接触するユーザーは不特定な方々ですので、
まず一番に目を引かせたいのは「占い」というテキストです。(コアな占イベントの中でのブースの告知であれば「占い」というテキスト以上にどんな占いと出会えるのかのテキストが重要になります)
ユーザーにとっての重要な情報はより大きく配置します。また、テキストは色で強弱を調整することもできます。以下画像参照
(1)タイトルの中で「占」の文字をことさらに大きく構成することによってこのイベントの趣旨を一目で認知できるようにしています。
(3)キャッチコピーはユーザーとの接点を持つ「コミニュケーション・テキスト」の役割なので、
場合によってはタイトル以上に目立たせることもあります。
なみきんぐ先生のチラシの場合、(3)は(1)よりも文字の大きさは小さいですが、意図的に文字を縦組にし、視線が流れずぶつかるようにしています。気をつけたいことは告知チラシはノートではないので、情報の羅列にならないようにすること。
視線行動原理を活かした文字組を考えます。次回は「最初に悩むレイアウトの種類 3(標準的なレイアウトスタイルの考え方)」です。
-
-
-
2017.11.25
-
最初に悩むレイアウトの種類1(素材要素の仕分け)
-
こんばんは、今日は「最初に悩むレイアウトの種類1(素材要素の仕分け)」についてお話をしたいと思います。
前回「イベントチラシができるまでの制作過程」でご説明した通り、情報(素材)にはA:テキスト素材
B:ビジュアル素材(写真、イラスト、図版、表、地図等の画像データ)
があります。これらを紙面上のどこに配置構成するか決めることを、「レイアウトする」といいます。
レイアウトを決めるためにも、まず事前に準備をしなければならないのは、キービジュアルです。キービジュアルとは、中心となるイメージ画像のことです。
画像というと、 写真、イラストなどのイメージ素材のみを思い浮かべてしまいがちですが、
ロゴ、シンボルマーク、キャッチコピーをキービジュアルとして捉えることもできます。
キービジュアルの配置をまず決めてしまえば、分解して塊に仕分けしたテキストの配置が決めやすくなります。私たちの作成したチラシを例に要素と配置の考え方を解説してみましょう。
この「占いイベント」のチラシの場合、キービジュアルは、グラフィックで作成したホロスコープになります。
これをまずセンターに配置することを決めました。デザイン処理で背景と周辺の余白の飾りの仕立て上げを作成していますが、この説明の前にキービジュアルと
その他の要素の配置と構成のご説明をいたします。一般的に、
①テキスト素材は以下の要素カテゴリーに仕分けられます。
(1)タイトル:見出し、コンテンツの中身を一言で表すテキスト(文)のこと
(2)サブコピー:タイトルを支える短い説明文
(3)キャッチコピー:テキスト素材の中でもメインとなるテキストで、見た人の心を最初につかむためのテキストのこと。
(4)リードコピー:キャッチコピーとボディーコピーの橋渡しをするテキストのこと。
(5)ボディコピー:商品やサービスの詳細を紹介するテキストのこと。「本文」「本文コピー」と呼ばれることもあります。
(5)数字情報(スペックデータ):日時や場所等の情報素材のこと。
(6) 注コピー:注目させたいテキスト情報
(7)クレジット:主催者情報、出典情報等②ビジュアル素材は以下の要素カテゴリーに仕分けられます。
(1)ロゴ:会社、団体、グループ等のシンボルマークのこと
(2)ビジュアル1:写真、イラスト、図版、表、地図等の画像データ
(3)ビジュアル2:写真、イラスト、図版、表、地図等の画像データ「占いイベント」のチラシの場合
(1)タイトル=第6回あおばだい占いサミット
(2)サブコピー=気になる占いブースが大集合!
(3)キャッチコピー=未来の自分と今出会う
(4)リード =なし
(5)ボディコピー=手相 西洋占星術 マヤ暦 オーラ撮影 個性心理学 アニマルコミュニケーション シータヒーリング 前世リーディング
各種タロット(ハワイアンアロハタロット、大アルカナなど) 出店者は変更の場合もございます
(5)数字情報(スペックデータ)=2018年2月12日(月祝) 10:30-17:30(最終受付17時)会場:桜台ビレッジ エスニカ
(6)注コピー1=3チケット¥2000 注コピー2=入場無料・見学可
(7) クレジット=詳細アメブロ「なみきんぐ」で検索!(2)(3)(4)素材はなかったので、(2)(3)は作成し、(4)は要素が多くなりすぎるので今回は「なし」と判断しました。
上記のルールに従い、いただいた情報(素材)を仕分けました。
次回は「最初に悩むレイアウトの種類 2(テキストの配置と構成と強弱)」についてのご説明です。
お楽しみに!
-
-
-
2017.11.25
-
イベントチラシができるまでの制作過程
-
こんにちは、プチ美講師の久保田です。
ここまでで、①発注者とのやりとり、②クライアントとのイメージのすり合わせと、レイアウト作成とご紹介してきました。①「発注者とのやりとり」のポイントは、
(1)発注者からの情報(素材)をできるだけいただくこと
(2)発注者の目的をきちんと理解すること
(3)発注者のイメージを可能な限り把握すること
になります。②「クライアントとのイメージのすり合わせと、レイアウト作成」のポイントは、
(1)クライアントからいただいた情報(素材)を整理し、要素の塊を仕分けする
(2)足りない情報(素材)を収集する、またクライアントに再オーダーする
(3)情報(素材)の構成を考える
(4)キービジュアルを検討し、作成する
(5)テキスト素材とビジュアル素材を構成(レイアウト)する
(6)レイアウト案を数案作成し、クライアントに検討を促す
になります。③ デザインの仕上げ
チラシの作成も終盤になります。
レイアウト案をクライアントに選定していただく、または修正意見をいただいたところで、
いよいよ「レイアウト案」を「デザイン案」にブラッシュアップしていきます。
レイアウトはあくまでも構成ラフ案なので、意図に向かって仕上げを行なっていく作業が、デザインをするということになります。デザインとは、クライアントとユーザーを適切にコミニュケーションさせることです。
「デザイン=コミュニケーション・インターフェイス(接触面)」という意味で大変重要な任務を担うことになります。それでは、出来上がりを見てみましょう!
このチラシで努力したところは、(1)なみきんぐ先生のイメージをキービジュアル化すること
(2)画面全体にそのイメージ要素を過不足なく展開させるということ
(3)キレイなだけの仕上がりを目指すのではなく、コミニュケーション・ツールとして機能させるために、意図するところに接触する人の目が行くように、テキスト情報の仕分けに強弱をつけること、またアクセントをつけること、テキストの色をこの意図に沿って配色することです。
プチ美スタッフもまだまだ修行の身でありますので、ご意見は多々あられると思いますが、そこは何卒ご容赦下さい。
以上プチ美スタッフによる「イベントチラシができるまでの制作過程」でした。
次回は「最初に悩むレイアウトの種類」を事例的にご紹介します。お楽しみに!
-